腱や靭帯の怪我が治る過程とリハビリのタイミング

怪我が治る過程は、大きく3段階に分かれている。

①炎症期

②増殖期

③成熟期

 

怪我をした所の、①壊れた組織を除去や修復をするときに炎症が起きて、②その後残っている細胞が増殖し、③壊れた組織を修復する、という過程で治っていく。

 

それぞれの段階の期間やアプローチについて。

炎症期は2、3日〜2、3週間続き、この時期に出来るのはいかに血流を減らし、炎症を押さえるか、という事なので、横になるなどして、患部をなるべく頭より上に上げ、圧迫して、冷やす事が重要。

 

増殖期は、傷の度合いにもよるが、怪我をしてから48時間後から始まり、その後6〜8週間続く。

この時期には、血流を増やし、酸素や栄養素の供給が重要になるので、温熱作用のある超音波治療などが有効。

注意点は炎症期からの移行時期の見極め。

 

成熟期には腱や靭帯の組織の再組織化が起こる。この作用を促進するレーザー治療や超音波治療が有効。

同時に電気治療や、リハビリなどで、可動域を広げていくのもこの時期。

痛みを伴うこともあるが、本来の動きを取り戻すために、筋肉の収縮を緩めたり、正しい方向に動かすことで、組織に方向性をつけていく。

 

それぞれの時期の見極めと、適切なアプローチによって、後遺症を無くし完治を早める事が出来る。